2015年10月15日
施工のミスでリフォームが失敗してしまったというのは問題外ですが、自分が良かれと思って行ったリフォームが失敗してしまったというのは悲しいことです。
しかし、リフォームの失敗というのはよく起こります。
後悔してしまう原因や理由を探ってみることで、より良いリフォームを行なうことが出来るかもしれません。
よくあるのが、キッチンリフォームの失敗です。広いキッチンを作りたいと思い、通路を広くして作業台を後ろの壁からかなり離れた所に設置してしまうと、人通りが激しくなって作業自体が危険になってしまうという声もあります。
対面キッチンに憧れる方も多いのですが、これは面積をかなり必要としますので、後で部屋が狭く感じてしまったということもあります。
このような失敗はどうして起こるのでしょうか?
一つはショールームや住宅展示場などに訪れた時のイメージと、実際に暮らす家に大きなギャップがあるからです。当然ながらショールームや住宅展示場は実際の家よりも遥かに大きくデザインをよく見せるために作られてることの方が多いのです。他にも、どんなリフォームを行なっても、メリットやデメリットがあり、どれか一つが非常に優れて、どれか劣っているというわけではないということを認識していないために失敗が起こる可能性もあります。
家族にはそれぞれ個性があります。家が建っている環境もそれぞれ違います。家自体、そこに住む家族のことを一番に考えてリフォームを行なうことが、失敗をなるべく無くす方法です。