2016年05月30日
リフォーム工事のなかでも高い人気を誇るのが浴室のリフォームです。なかでも超高齢社会で注目されているのが、浴室のバリアフリーリフォームです。浴室には転倒や、ヒートショックなどによる心筋梗塞などのリスクがあります。上手にリフォームを行えばそのようなリスクを減らすことが可能です。今回は、満足度の高い浴室のバリアフリーリフォームをするためのポイントをご紹介します。
バリアフリーリフォームでは、床の段差を取り除くのはもちろんですが、床の材質も気をつけたいポイントです。石鹸などでどうしても滑りやすくなる浴室の床。しかし、現在は滑りにくい材質も豊富な種類があります。カラーや見た目の質感なども比較しながら、気に入ったものを選ぶのをおすすめします。また、浴槽の横や浴室の出入り口では体勢を変化させるので、それを補助するための頑丈な手すりをつけると良いでしょう。さらに、万が一転倒してしまった時のために、浴室と洗面所を区切る扉には強化ガラスやアクリルパネルを使うと安心です。
これらの転倒対策に加えて、失神や心筋梗塞を引き起こすヒートショック対策も余裕があれば行いましょう。現在は浴室や洗面所に暖房機能をつけることができます。これによって浴室内外の温度差を少なくすることでヒートショック対策をすることができます。
リフォーム工事は安い買い物ではありません。リフォーム会社とも相談を重ねて納得のいくリフォームを行ってください。