2019年06月28日
洗面台をリフォームしたいけれど、費用やタイミングが分からず、なかなか踏み切れないという方は多いのではないでしょうか。実は洗面台には、リフォームしたほうがよいタイミングがあります。もし、今の洗面台を何十年と使い続けている場合や使い勝手が悪い状況にあるなら、リフォームする必要があるかもしれません。
ここでは、なかなか踏み切れないという方のために洗面台リフォームのタイミングを詳しく紹介していきます。また、洗面台リフォームの費用や洗面台の選び方、業者についてもご紹介いたしますので、すでにリフォームを決められている方も参考にしてみてください。
洗面台のリフォームは、どんなときにするんだろうと思ったことはありませんか?じつは洗面台には、リフォームしたほうがよいタイミングというものがあります。
その洗面台リフォームのタイミングはみっつあります。「水漏れを起こしている場合」「生活に不便を感じている場合」「20年以上使用している場合」です。これらみっつの症状がでたらリフォームをおすすめします。では、それぞれの詳しい内容を紹介していきます。
水漏れを起こしている場合、洗面台をリフォームするタイミングと考えてよいでしょう。水漏れが人為的なものでなく劣化が原因だった場合、水漏れ修理をしたとしてもまた別の場所から水漏れするおそれがあります。何か所も水漏れ修理するよりも、洗面台全体をリフォームしたほうが最終的にコストを抑えられることもあります。
具体的な水漏れの症状は以下のとおりになります。
もしこのような水漏れの症状を見つけたら、洗面台リフォームを検討してみるとよいかもしれません。ちょっとした水漏れでも見逃してしまうと、洗面台の床にカビやシロアリが発生してしまうこともあります。
洗面台が使いにくく感じてはいませんか?それは洗面台を変えるタイミングかもしれません。洗面台は顔を洗ったり、歯を磨いたりと毎日使う場所です。そのため毎日、自分の身長に対して蛇口が低かったり、収納スペースが少なかったり、掃除しにくかったりと不便さを感じていたらストレスもたまります。
賃貸や中古の住宅であれば、洗面台は入居したときからすでに設置されていることも多いです。そのため、自分に合った洗面台を使えていないこともあります。ストレスなく使うためにも、洗面台を自分に合ったものへリフォームするとよいでしょう。
洗面台を自分の年齢や身長、子供の成長、使用目的、掃除のしやすさなどに合わせて使い勝手のよい洗面台に変える方が多いので、決めかねている場合は参考にしてみてはいかがでしょうか。
今お使いの洗面台は何年使用していますか?もし、20年以上使用しているならリフォームをするときかもしれません。水漏れもしていないし、不便さも感じないから変えなくても平気なのではと思っている方もいるでしょう。しかし、洗面台の寿命は15年~20年程度といわれています。
頑丈にできている陶器製の洗面ボウルで耐久年数が20年といわれています。排水管や蛇口、各パーツの接合部に使われているパッキンはなどの消耗品の寿命はもっと早いです。20年以上、問題なく洗面台を使えているご家庭も多いでしょう。
しかし、20年を超えると洗面台から水漏れしたり、タッチレス水栓が故障したりガタが来ます。突然、水漏れしたり、水栓から水が出なかったりするなどのトラブルが発生する前に、耐久年数を目安にリフォームを検討することがおすすめです。
家の洗面台がリフォームをするとなった場合、どれぐらいの費用がかかるのか気になりますよね。洗面台にはさまざまな種類があります。そのため、どの洗面台を選ぶかによっても費用が変わってきます。
また、洗面台リフォームの費用はどこまでリフォームするのかも、価格を大きく左右する要因のひとつになります。それでは、洗面台リフォームにかかる費用を詳しくみていきましょう。
リフォームするといっても、洗面台にはさまざまな種類があります。種類が豊富なぶん、自分のライフスタイルにあった洗面台を選ぶことができるでしょう。洗面台の種類と、それぞれの特徴についてみていきましょう。
洗面台は種類によって費用が変わります。洗面台の機能があがるほどグレードがアップしていきます。洗面台~ユニット洗面化粧台であれば80,000円~200,000円前後、ユニット洗面化粧台~システム洗面化粧台は120,000~300,000円前後、システム洗面化粧台~カウンター洗面化粧台は220,000円~400,000円前後が一般的な相場です。
同じ種類の中でも高級感あるデザインや収納が多いもの、シンクの広さなどで費用が変わることがあります。もっと詳しく知りたいという方はメーカーのホームページなどでみてみるといいかもしれません。
洗面台のリフォーム費用は「洗面台全体のリフォーム」と「洗面台のみのリフォーム」のどちらであるかで大きく変わってきます。洗面台全体のリフォームは洗面台交換だけでなく、洗面所の床やクロスの張り替えといったオプションをつけたリフォームです。また、洗面台のみのリフォームは洗面台の交換のみになります。それぞれの費用相場は以下のとおりです。
洗面台リフォームにかかる費用は「洗面台本体価格+オプション+工事費」が基本です。工事費用として以下のような費用が含まれています。
洗面台リフォームの費用は洗面台のグレードや本体のみの交換、オプションをつけた全体のリフォームかで差がでます。そして、業者によっては工事費に含まれている内容が変わることがあるため、見積りで費用の内訳を確認しておくとよいでしょう。
洗面台を選ぶときには、確認しておきたいポイントがあります。洗面台を注文してから後悔をしてしまわないように、確認すべきポイントをおさえておきましょう。では、洗面台リフォームをする予定がある方のために洗面台を選ぶときのポイントを紹介していきます。
まず、洗面台を選ぶときにサイズと高さを確認しましょう。洗面台を置くスペースより大きいものを選んでしまったら大変ですよね。洗面台選びに失敗してしまわないように、洗面台のサイズやスペースを確認することが大切になります。
サイズや高さの確認の仕方は簡単です。まずは設置されている洗面台を測ります。洗面台を測る場所は「幅」「高さ」「奥行」のみっつです。高さは洗面台本体の高さと、床から台までの高さを測っていきましょう。台の高さは洗面台の使いやすさに影響するからです。
洗面台を測ることができたら、洗面台の左右の空きスペースと上のスペースを測ります。左右や上にスペースがあれば、現在使っているものより大きくすることができます。どんな洗面台を取り付けられるのかを知るために、どの程度余裕があるのか確認しておきましょう。
次に鏡を確認しましょう。鏡は身だしなみを整えるとても大切な部分です。鏡は「一面鏡」「二面鏡」「三面鏡」の種類があります。3種類の特徴を紹介していきますので、洗面台を選ぶときの参考にしてみてください。
・一面鏡
一面鏡は1枚の鏡が取り付けられているタイプで、最も一般的です。鏡の後ろが収納タイプになっているものがあり、収納スペースが欲しい方は収納タイプのものを選ぶとよいでしょう。収納スペースのないものは、そのぶん奥行がでます。鏡が1枚だけなので、シンプルでスッキリとした印象にしたい方におすすめです。また、コンパクトでスペースをあまりとらないので、洗面所が狭い場合は一面鏡が良いでしょう。
・二面鏡
二面鏡は鏡が二面ついているタイプです。鏡の後ろが収納スペースになっているものがほとんどになります。収納は二面とも収納スペースになっている「両開きタイプ」と一面だけ収納スペースになっている「片開きタイプ」があります。たくさん収納したい方は両開きタイプを選ぶとよいでしょう。
鏡が二面あることから一面鏡よりもスペースを取るので、少しだけ洗面所が手狭になってしまうおそれがあります。
・三面鏡
三面鏡は鏡が三面ついているタイプです。三面鏡は全面、鏡裏が収納スペースになっているものがほとんどになります。収納を最優先で考えるなら、どの鏡よりも収納スペースがあるため三面鏡がおすすめです。また、三面あれば顔の左右に鏡を配置することができますので、お化粧や髭剃りのときにすみずみまでチェックできます。
最後に洗面ボウルです。洗面ボウルは意外と意識している方は少ないかもしれません。洗面ボウルの選び方次第で、使い勝手が変わるのでとても重要です。洗面ボウルの選び方は以下のとおりです。
・汚れが落としやすい素材
洗面台は歯磨きや化粧、洗顔、髭剃りなどさまざまな用途で使います。そのため、汚れが付きやすい部分でもあるのです。汚れが付きにくい洗面ボウルであれば、お手入れが簡単になりわずらわしさを感じることがありません。また傷がつきにくいタイプのものを選ぶとさらに長期間使用しても、外観を損なうことなくきれいな状態で使い続けられます。
・洗面ボウルの形・深さ
洗面ボウルの形や深さは、洗濯するときや寝ぐせを直すために水をかぶるときなどに役立ちます。ボウル深さが浅かったり丸すぎたりすると、水が飛びやすくなるのです。髪の毛を洗ったり、洗顔をしたりしても洗面台や床がびしょびしょにならないためにも形と深さに気をつけて選びましょう。
近年、DIYが流行り自分でリフォームしてしまう方もいます。しかし、なかなか自分でやるのは難しいという方もいるかと思います。そのような方は洗面台のリフォームを業者に依頼をしましょう。
業者選びはとても大切な作業です。業者によっては高額なリフォーム代を請求してきたり、ずさんな対応をされたりということもあります。では、洗面台リフォームをどこに依頼したらいいのかご紹介していきます。
洗面台リフォームを業者に依頼するときは複数の業者に見積りを出してもらいましょう。複数の業者から見積りをもらうことで、相場が分かるだけでなくどのようなサービスをおこなってもらえるのかを比較できるからです。
複数の業者を比較できるサイトがあるので、まずはサイトで比較してみてみることをおすすめします。手軽に比較できるだけでなく、そのままネットから業者にリフォームを申し込むことができるため、簡単に済ませたい方におすすめです。
戸建住宅やマイホームを購入されている方は自分の家ですので、そのままリフォームをすることができます。しかし、マンションのような集合住宅や賃貸で暮らしている場合、勝手にリフォームすることはなかなかできません。
賃貸やマンションは大家さんや管理会社が所有しているものです。トラブルに発展させないためにも、マンションや賃貸にお住まいの方は大家さんの許可をとってからリフォームをしましょう。
洗面台は「水漏れを起こしているとき」「生活に不便を感じているとき」「20年以上使用しているとき」がリフォームに踏み切るタイミングです。洗面台の費用は、グレードやオプションなどで変わってきます。なにより、洗面台は毎日使う場所ですので、自分にあったものを選ぶことがポイントです。
洗面台リフォームを業者に依頼するなら複数業者から見積りをとるようにしましょう。相見積りをとれば、費用の内訳を確認できるだけでなく、サービスや費用を客観的に判断することができます。すてきな洗面台にリフォームするためにも、洗面台選びと業者選びは慎重におこないましょう。